目次
防ごう、感染性胃腸炎〈家族に広げないための豆知識〉
感染経路
感染を広げないポイント
市販の家庭用塩素系漂白剤を利用した消毒液の作り方
家庭用塩素系漂白剤を使用するときの注意点
水分補給で熱中症予防
緑茶(ほうじ茶)・コーヒー・紅茶・ ウーロン茶
アルコール飲料
ジュース・缶コーヒー・栄養ドリンク・ 乳酸菌飲料・甘酒 等
スポーツドリンク
経口補水液
まとめ
ワンランク上の歯磨き
ワンランク上の歯磨きの仕方
フロスや歯間ブラシを使っていない方は、ぜひこの機会に使ってみましょう
誤嚥性肺炎を防ぐための正しい口腔ケアの方法
口腔トラブルQ&A
「誤嚥(ごえん)性肺炎と口腔ケアの関係」と「高齢者の口腔ケアの実践」
「誤嚥(ごえん)性肺炎と口腔ケアの関係」Q&A
口腔粘膜のケア
舌のケア
入れ歯の場合
自分らしく生きる~最期の心づもりできていますか?「入院時の心づもり」
食事が不可能なとき ①胃管チューブ挿入
食事が不可能なとき ②PEG(胃ろう増設)
食事が不可能なとき ③CVカテーテル
食事が不可能なとき ④静脈・皮下からの輸液
自分らしく生きる~最期の心づもりできていますか?「急変時の心づもり」
急変時(呼吸が止まりそうなとき)
自分らしく生きる~最期の心づもりできていますか?「最期を迎える心づもりの話し合い」
最期を迎える心づもりの話し合い
冬の感染症対策
感染症対策の基本は「予防すること」です。予防のできる手段があれば、それを心がけるべきです。特に冬場は、病原体である “ウイルス” と、感染する “人” の条件がそろい、感染が成立しやすい状況にあります。感染症に対しては総合的な対策が必要ですが、誰にでもできる身近なことから始めましょう。
感染症対策の極意 その1 手洗い
ウイルスから身を守り、周囲に広げない ために最も重要なのが「手洗い」です。帰宅したとき、食事の前後、咳やくしゃみ・鼻をかんだ後、トイレの後には必ず手を洗いましょう。
さらに「手の消毒を欠かさない」ことで、 ウイルスを除去することができます。アルコール消毒には、インフルエンザウイルスを除去する効果があるといわれています。
手を洗うときは、手の平、手の甲、指の間、 指先、手首などをしっかり洗いましょう。 30秒程度かけて、石鹸で丁寧に洗うことをお 勧めします。30秒程度のお気に入りの歌をみ つけて、歌いながら洗うといいかもしれません。
感染症対策の極意 その2 咳エチケット
咳エチケット 咳やくしゃみをする際、他の人に移さないようにマスクなどで口や鼻を覆い、感染を広げないように工夫する行為を「咳エチケット」といいます。
外出する際、また人の多い場所では必ずマスクを着用しましょう。ただマスクをしていればいいわけではありません。間違った着用の仕方ではウイルスの侵入を許してしまいます。
「マスクの正しい着用」を心がけましょう。
ただマスクをしていればいいわけではありません。間違った着用の仕方ではウイルスの侵入を許してしまいます。「マスクの正しい着用」を心がけましょう。使い捨てマスクは毎日交換しましょう。
感染症対策の極意 その3 三密の回避
三密(密集・密接・密閉)の回避マスクを着用していてもできるだけ2m(最低1m) 空け、会話をする際には可能な限り真正面を避けま しょう。また、しっかり部屋を暖めて、こまめに換気をしましょう。急激に室温が変化すると、血圧が大きく変動して心筋梗塞になるなど体調が突然悪化する恐れがあります。外気をいったん廊下や隣の部 屋に取り込んでから徐々に居室に移す「二段階換気」が提唱されています。
急激に室温が変化すると、血圧が大きく変動して心筋梗塞になるなど体調が突然悪化する恐れがあります。外気をいったん廊下や隣の部屋に取り込んでから徐々に居室に移す「二段階換気」が提唱されています。
感染症対策の極意 その4 生活習慣の改善
バランスの良い食生活をする、適度に運動をする、歯磨きなどで口の中を清潔に保つ、十分に睡眠をとるなど、規則正しい生活を送って体の抵抗力を高めましょう。